お若い2人の勇気なしには成し得なかった作品、その決断に敬意を表します。
あのキュートなラブストーリー番長?どっちかというと、男気番長!
せやろ、自分のイメージ自分でぶち壊して大成功、キュートなボーイはどこにもいーひんで!
keinana(ケイナナ)は、バディがいい、言うてるんやろ。
あの人が言うと、よこしま、に聞こえるしあかんわ。
注:そんなことないですからね、よこしまな気持ちで2人を見たりしませんw。ただバディは大好物。
- これから「DP」を見る方←真っ当
- へイン君に落ちた方←真っ当
- えっ、ソンソック氏出てた、どこ?で確かめたい方←真っ当
- へイン君×ギョファン君のバディにときめく方←真っ当
- 上記お二人をよこしまな目で、、、←あかん、そういう作品と違うから
これ一本で〇っと完結、あなたの視聴に役立ちます
「D.P」のあらすじ、STORY、CAST(ソンソック氏もw)も詳しく紹介、視聴後すぐに書き記した感想2本をなるべく手直しせずにまとめました、ネタバレなし、未視聴の方も視聴済みの方も楽しんでもらえるように、小ネタたっぷりでお送りします^^。
*通常は読みやすいようにリライト時に大幅に記事を加筆修正して再アップしてますが、この作品は、視聴完走時のあのなんともいえない、他人事とは思えない祈るような感覚をまだ覚えていますので、keinana(ケイナナ)の消したくないというわがままを優先させてもらい、細かくは修正してますが当時のままで収録しました。その分、CASTは力入ってます!ぜってぇ、読んでくれよな。悟空
記事ボリューム6500字、めちゃくちゃ長いのでお好きなところに目次より飛んでご利用下さい、右下の上に戻るも使ってくださいね^^
「D.P.~脱走兵追跡官」概要/STORY/CAST
こんなん作って大丈夫?、日本人の私でさえそう思ったのですから、韓国ではいろんな風が吹いたでしょう、その風を最前線で受けた二人、ほんと良かったねと心からの声が出ます。
概要
まずは、なにより、、、
ホユル/ク・ギョファン君、第58回百想芸術大賞、新人賞おめでとうございます。
役者人生でたった一度しか取れない賞…、素晴らしい!
授賞式のへイン君と喜ぶ姿にやっぱりバディっていいなぁってしみじみ思いました、またこのバディを見ることができるなんてねぇ、うれしいです。
ソクポン/チョ・ヒョンチョル君、第58回百想芸術大賞、最優秀助演賞おめでとうございます、きついお役を演じられました、こちらもあなたを見るのがきつかった。
『DP』、第58回百想芸術大賞、作品賞おめでとうございます。
作品賞はチームワークの賞、難しいオファーを勇気を持って引き受けて、1番前で風を受けた2人、センシティブな作品を作った製作陣、社会的に意味のある作品だったと思います。
詳しくはこちらに
公式HP:https://www.netflix.com/jp/title/81280917(NetflixJP)
放映:Netflix完全オリジナル作品、2021/8/27配信開始 全6話
原作:WEB漫画「D.P.犬の日」キムボトンの実体験をもとに書かれた漫画である。
★タイトルのD.Pは、「Deserter Pursuit」脱走兵追跡の略、あれ?って私も思ったw、脱走兵追跡~脱走兵追跡官~、なんじゃそれ(笑)。
★昨年12/3、ニューヨークタイムズ紙の「2021年ベスト海外TVドラマ」に選ばれました。参照:https://about.netflix.com/ja/news/netflix-announces-d-p-season-2
★2021/12/4 シーズン2の製作が発表、
新キャストにチジニ氏、ソンソック氏とチジニ氏は「サバイバー60日間の大統領」でバディを組んでいて、今度はどんな関係性になるのか楽しみですね、こちらもぜひ予習を^^
★途中、日本のアニメの登場人物の名前が出てきます、エンタメ界同士には壁はないと信じてます!
STORY
2014年、兵役義務によって入隊した青年/アンジュノは、鋭い洞察力とボクシングの経験を買われ、軍務を放棄し軍より脱走した兵を追跡する部隊「D.P」に配属される。そこでの任務に当たる中、脱走兵の抱える闇、軍という極めて閉鎖的な空間のなかで繰り広げられる過酷な現実と不条理が見えてくる、そしてジュノ自身もその不条理に飲み込まれていく。
CAST
アン・ジュノ/チョン・へイン
二等兵、兵役義務で入隊、新人脱走兵追跡官となる、ボクシングの経験があるが、良い思い出ではないよう。
★今まで見たことのないへイン君がいます。
★カツラを被るシーンは、さすがに笑っちゃった、いきなり「ある春の夜に」なっちゃったから(笑)。
★ヘイン君は感想でたっぷりと!
ハン・ホユル/ク・ギョファン
上等兵、D.P組長、ジュノと組んで脱走兵追跡に奔走する、脇腹に古い刺し傷を持つ。
★いちいち面白いし、やることなすこと味わい深く、洒落てるよね。
★なんだか過去があるような、ないような、2で掘り下げられるかな?
★ヘイン君とのバディについては感想で^ ^。
パク・ボグム/キム・ソンギュン
中士、ジュノ・ホユルの直属の上官、DP担当官、職業軍人。
★実は、いろいろなことに気がついているのだけれど、しがらみから抜け出して助け出そうとはしない。
★部下を助けられなかった彼が2ではどんな振る舞いをするのでしょうか。
イム・ジソプ/ソン・ソック
大尉、憲兵隊長補佐官、上官の顔色を窺いながら、自分の意見を述べる、嫌なやつだったが…。
★さぁ、出てきました、ソンソック氏!
★これ、ソンソック氏⁇何度見ても思います、ソック氏は役柄でがらっと雰囲気を変えるのがお上手ですね、ク氏「私の解放日誌」と同じ人には見えない、ほんと嫌味な感じで、顔つきも全然違います。最後はね、、、。
★役上でパパなんですって、子供が3人、ものすごく食いついてしまいました(笑)、でもこの方の嫁なら離婚を考えるかも、など心よりどうでもいい事を考えたことを記しておきます。
★テニスされてるよぉ、テニスのソック様(笑)
★大ブレイク後の「D.P.2」、期待が高まりますね、また全く別人の役作りで驚かせてもらえそうです、まずは髪型ですね(笑)
チョ・ソクポン/チョ・ヒョンチョル
一等兵、普通の優しい青年、なのに部隊に入るとオタクと呼ばれ壮絶ないじめに合う。
★ソクポンが最後にwebにあげた漫画が、原作のWeb漫画「D.P.犬の日」でした。
★終盤、直視できない。
★怪演と言われる演技をされる役者さんがいますが、彼はまさにそう、物語当初とは別人、心優しいどこにでもいるような平和な青年を、何が、誰が、ここまで追い込んだのか、百想受賞は当然と言わざるえません、鬼気迫る一挙手一投足に、追い込んだ何者かへのとてつもない怒りが込み上げ、2に彼がいない事実に呆然とします、そして自分の息子だったらと思わずにはいられないのです。
★影の主役がいるのなら、1人はもちろん彼、しんどいお役お疲れ様でした。
ファン・シャンス/シン・スンホ
除隊間近の兵長、大きい身体を持ち、威張りまくり、後輩をいじめる輩のリーダー的存在。
★彼もまたむちゃくちゃいいの、このやんちゃでは片付けられない、犯罪級の底意地の悪いいじめの数々、私がジャイアンの国の人だからか、彼がうますぎるのか、犯罪者のジャイアンイメージがキマリすぎて、足枷にならないか心配なくらいです。
★兵役後の日常生活に戻った時の鬱屈した生活の感じとか、ものすごくダイレクトに伝わってきた、負の連鎖が続いていく感覚、役の性質上言いにくさはあるのだけど、ソクポンの対比が彼だったのは幸運だったと思いました。
★そう、影の主役、もう1人は彼、こちらも違った意味できついお役、お疲れ様でした。
★ただ今、「還魂」に出演中、ジャイアンはどんな芝居を見せてくれるのかしら?
「D.P.脱走兵追跡官」感想
1話感想<ほぼ原文まま>2021/9/14
まず、初めに…、柔らかい表情のヘイン君と初めましてのク・ギョファン君、お若い2人の決意と責任に心より敬意を表します。
兵役が日常にある国で、明日明後日兵役に行く予定の息子を持つ保護者からすれば、
〈フィクションである〉〈2014年の話である〉
なんて、注意書きは意味をなさないのではないかと、息子を持つ私は感じました。
まだ、そんな世界なんじゃないの?って邪推してしまいますよね…。
主演の2人は〈フィクションですから〉なんて逃げる事はできない、実際に兵役を経験されたお2人がどんな気持ちで演じられたのか知る由もありませんが、相当な決意が必要だったのではないかと思います。
自国では、外を批判する作品は割と受け入れられるでしょうが、下手すると内を批判してると見られてもしょうがない内容、それをNetflixさんで世界配信、しかも話題作りのための作品に出る必要など全くない、すでに自分の地位を築いている役者さんが受けて立った事への驚きと賞賛でなんだか胸熱、前置きが長くなってしまいました。
長い前置きでした(笑)、それくらい衝撃を受けながらの視聴です、でも必要以上の意味を見出そうとせず、お2人への敬意を持ちながらいつも通りのスタンスで感想を書こうと思います。
冒頭から、見たことのないへイン君、前評判は聞いてたけど想像以上、一目でわかる、ざらっとした、綺麗ごとでない世界、暗い画面。
ヘイン君にも必要以上の光は当たらず、暗いけど、細かい表情を見逃したくなくて必死で表情を追う、精悍な顔つき、鋭い目つき、捨てるものなど何もないかの様な負を纏う。
ここずっとヘイン君作品を見て、細かい演じ分けがすごいなぁと思ってたのだけど、裏を返せば良く似たお役ばっか、『良く奢ってくれる』の大ヒットでついたイメージはあまりに大きくて足枷にすらなってるように見えた…。
はい、自らぶち壊しましたね!タバコの吸い方、しゃがみかた、歩き方、細かいところまで作り込んだ芝居、まるで、昭和の長渕剛ドラマに出てきそうなチンピラ風情、見てて目を背けたくなる様な全力の演技、イメージチェンジは大成功、もとびきりの芝居で見せつけた、おめでとう~、無限大になんでもできるね。
日常に戻ればただ普通の誰かの息子である若者が、国民の義務として行ったその場所で、事件の被害者にも加害者にもなりうる、間接的に誰かを苦しめて、自分も心に傷を負うそんな可能性がある事を示唆する様な、強烈なメッセージを残して、1話は終わりました。
違う国の人間だろうが、フィクションだろうが、あそこに息子が居たらと思うと…、やっぱり何かを投げかける作品である事は間違いなさそうです。
視聴後感想<ほぼ原文まま>2021/9/24
いろんな気持ちが頭をよぎり、なかなかまとめきれずに居ましたが、気持ちが鮮明になうちにとなんとか絞り出しました、いつも以上に乱筆乱文ですがごめんなさい。
同じバックボーン、空気感を持たない異国の人間は所詮想像でしか話せないし、問題を語った所で机上の空論です、それを大前提としながら…、
大事に大事に育てた我が子を国の義務に従って兵役に送るのですから、加害者にも被害者にもせずに、せめて送った時と同じ姿で全員返してあげて欲しい…、
作品はフィクションです、でもこの作品が存在する以上、水面の波は立つでしょうし、その立つ波がたくさんの目になってフィクションがノンフィクションにならない環境整備に繋がるといいのになと、1人の母親として異国のちっぽけな配信画面の前で祈ります。
ヘイン君は、今まである彼への形容詞は全て封印、全シーン通して常に切羽詰まった血の気のない顔で駆け回る、画面から滲み出るのは必死さや行き場のない怒り。
等身大のどこにでもいる普通の青年、ただ兵役に来たジュノを生きてるなぁと痛烈に感じました。
もともと作品の方向が明るくないし、ヘイン君も笑わないではもう真っ暗だけど素晴らしい相棒ホユル/ク・ギョファン君が登場です。
隣でいつも切羽詰まって追い詰められた顔してほとんど喋らないジュノ/ヘイン君の横で1人で喋り、1人ツッコミ、1人笑う、時々2人で喋り、2人で笑い、2人で食べる。
画面が明るくは…、ならない、けど、隣の彼の雰囲気を読んで安心させたり、和ませてあげたいと願う普通の人間的な感情、その気遣いがとっても良く表現されてて、彼も、役を生きたんじゃないかな。
お互いの凸凹を補いあういいバディでしたね!
2人が笑うとものすごくホッとするんです、お若い男の子はいつも笑える世界であって欲しいね。
自分が今ある場所によっていろんな見方ができる作品で、さらっと観ようとしても主演の2人がそうはさせてくれません、腹を括って向き合いましょう。目を背けたいし、何も残らない…、いつもの笑顔の可愛いヘイン君はいない、どうおすすめしたらいいのだろうね…、やるせなさや、絶望感、負の感情ばかりが渦巻くけれどこの作品に出演を決めたお若いお2人に敬意を表して、視聴して応援したい、そんな気持ちで最後まで見ました。
今日はここまで…、唸って、絞って、まじめに書きました。
最後に、、「D.P.2」に向けて
「D.P.1」のラストをおさらい
感想は当時のままですので、長いは、読みにくいは、ですね、とほほ、ここまでお付き合いくださって感謝します。
ここからは、「D.P.1」のラストをまとめです、未見の方はネタバレになりますのでご注意ください。
- ジュノ:部隊に復帰、整列後、思いつめた表情で一人違う方向に移動していく後ろ姿でクローズ。
- ホユル:最後の事件現場でクローズ、その後登場なしだが、何かを暗示するように、ホユルが着てた洋服がカバンに詰め込まれ置いてある。
- パク中士:懲戒処分(階級や職位が取り下げられる処分、一般企業の解雇に該当するくらい重い処分)でクローズ。
- イム大尉:転出命令(おそらく現状の部隊から出て行けってことなんだろうけど、、、ちょっと確認が取れませんでした)でクローズ。
そして、負の連鎖は続き、さらに最悪の事件が起こってしまう、、、クローズ。
さぁ、「D.P.2」へ、、、
<7/20 へイン君の口から言及あった記事が出ました!>
【関連記事】
「よくおごってくれる」「ある春の夜に」は二部作である!
へイン君カテ、「ユヨルの音楽アルバム」
ソンソック氏カテ、「私の解放日誌」「サバイバー60間の大統領」
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